最近、本当に何でもかんでもAIになってきましたよね。
少し前までは「そんなことまでAIに聞くの?」と思っていたのに、今では調べものをするときも、文章を書くときも、何かを比較したいときも、とりあえずAIに聞いてみる。
そんな使い方がすっかり日常になってきました。
そんな私が最近ちょっとハマっているのが、スキンケアやコスメ選びでAIを使う方法です。
たとえば、「あの有名なハイブランドコスメと似たような使用感のプチプラコスメを教えて」と聞いてみる。
これが、意外とちゃんと返ってくるんです。
もちろん、AIが魔法のように「これが完全に同じ!」という商品を発掘してくれるわけではありません。
でも、SNSで話題になっているものや、美容好きの人たちが比較している情報や口コミなんかをもとにして「これとこれが近いと言われています」と整理してくれる。
自分で検索すると、口コミを何ページも読み込んだり、SNSを延々と遡ったりしなければならないところを、ある程度まとめて提示してくれる。

この手軽さはかなり便利です。
ただ、ここで一つ気づいたことがあります。
「似ている」といっても、その多くは使用感なんですよね。
伸び方が似ている、肌なじみが似ている、しっとり感が近い、仕上がりの印象が似ている……。
つまり、実際に肌にのせたときの感覚が似ているという話が中心になりやすい。
それはそれで十分参考になるのですが、「中身まで同じようなもの」という意味では、当然ながら話が変わってきます。
ハイブランドのコスメには、そのブランドならではの研究や処方、独自性のある成分、複数の成分を組み合わせた設計などがあります。
価格の差が、単純にパッケージ代やブランド代だけでは説明できない商品もある。
だから「この高級コスメとまったく同じものを、もっと安く買いたい」と考えると、どうしても限界があるんですよね。
そこで最近は、質問の仕方を少し変えています。
「この商品に似たものは?」ではなく、「こういう成分が入っていて、口コミでも評判がよく、価格が手頃なものは?」と聞いてみる。
すると、かなり話がわかりやすくなるんです。
目的や条件を絞ってあげることで、「なぜそれを選ぶのか」という部分が見えやすくなる。
単なる“そっくりさん探し”ではなく、自分が欲しい美容効果や使用感に近づくための選択肢を探す、という感じです。
そして、これがなかなか面白い。
AIに教えてもらったものを実際に使ってみると、「あ、確かにこういう感じは近いかも」と思うことがあります。
もちろん完全に同じではない。でも、肌にのばしたときの感触や、翌朝の印象、使い続けたときの「なんとなく好き」という感覚が、思っていた以上に近いことがある。
こういう発見があると、コスメ選びがちょっとした宝探しみたいになってきます。
もちろんAIだけではなく、自分で見つけたりもしています。
最近の発掘でこれ!と思ったのがジェネリック化粧品。
あのSKIIと似た成分が入っているということで話題ですね。
でも、このページでも指摘されていますけれども、いわゆる似ているコスメにはどうしても埋められない差が存在しますよね。
それは、「使うときの高揚感」です。
ハイブランドのコスメって、肌につける前からもう美容時間が始まっているようなところがありませんか。
容器を手に取った瞬間の気分、洗面台に置いてあるだけでちょっと嬉しくなる感じ、ふたを開けるときの特別感。
そして、「今日はこれを使おう」と思ったときの小さな贅沢。
これは、成分表だけでは説明できない。
どれだけ使用感が似ていても、どれだけコストパフォーマンスがよくても、そこまで完全に置き換えるのは難しいんですよね。
だから私は、最近「プチプラがハイブランドの代わりになるか」という考え方自体を、少し変えて考えるようになりました。
完全な代用品を探すのではなく、「自分は何を一番重視しているのか」を見極める。
肌なじみが似ていれば満足なのか。
成分が魅力的ならいいのか。
使った後の実感が近ければ納得できるのか。
それとも、多少高くても、使うたびに気分が上がることまで含めてコスメなのか。
結局、ここなんですよね。
似ているコスメには、どうしても「ここまでは似ているけれど、ここから先は違う」という境界線がある。
その境界線をどこに引くのかは、人によってまったく違う。
だからこそ、AIに似たコスメを聞いてみたり、自分で発掘してみるのは面白いものがあります。
自分では思いつかなかった選択肢を知ることもできるし、今まで「高いから無理」と諦めていたアイテムに近いものを、気軽に試すきっかけにもなる。
でも同時に、「私はコスメに何を求めているんだろう?」と考えるきっかけにもなるんです。
安くて似ていることが正解の日もある。
反対に、多少高くても「これを使いたい」と思えるものを選びたい日もある。
その両方を知っているからこそ、美容は奥が深いなぁと思います。
似ているものの候補があがっても最後に決めるのはやっぱり自分の感覚。
結局のところ、コスメって「似ているかどうか」だけでは決められないものなのかもしれません。





